サウンド回路の追加
PACMANは、一般的に?NAMCOサウンドと呼ばれてるタイプのサウンド回路を持っている。
これはROMに書かれた16パターンのWaveTableを、任意の周波数で繰り返し再生するもので、デジタル回路で再現可能なものである。
出力段にアナログアンプを持っているものの、4ビットのラダー抵抗DACに対して、4ビット音量(ゲイン)を指定するものなので、8ビットのDACで置き換え可能だ。
1.まずは単体でサウンド回路を製作する。
XilinxアプリケーションノートXAPP154のSigmaDeltaPCMを単体で組み込むので、回路は抵抗、コンデンサ、RCAコネクタが各1つだけで、製作は数分で終わった。
2.ROMにPCMデータを書き込み単体でPCM再生してみる。
入力クロック18.432MHzでは、18KHz/8bitで再生出来る。
結果はまずまず良好で、回路とライブラリはこのまま使えることがわかった。
3.PACMANのサウンドに取りかかる。
とりあえずWave用ROMを.UCFでBlockRAMに埋め込み、タイミングと論理回路は回路図を参考にして、独自に設計した。
4.結果
ゲームをプレイするには十分のクオリティを得ることができた。